水虫がうつる心配

さくらももこさんのエッセイに、水虫に感染したときのエピソードが載っています。
学校で体育の時間にフォークダンスを素足ですることになり、仕方なく包帯を巻いていたら、「いつまでも足の怪我の治らない女」と不審がられたとか……。

さくらさんにはお姉さんがいらっしり、さくらさんが水虫になったとき、家族と同じものを使うな、ここは歩くな、等々制限をつけたそうです。
しかし、そのお姉さんも気がつくと水虫に感染していたそうです。

水虫とは、そんなに感染力が強いものなのでしょうか。
水虫の菌自体は、それほど感染力が強いわけではなく、水虫の人が履いたスリッパを履いてしまったと思ったら、足をよく洗えばいいのだそうです。

そもそも、感染ルートはどういうものがあるのでしょう。
直接人から人へ感染するということは少ないそうです。

白癬菌の付着した皮膚が落ちて、それに他の人が触れ、一定の時間や、湿度などがプラスされると、水虫として発症するそうです。
水で流されるので、洗濯は一緒にしても大丈夫、お風呂も同じ浴槽で大丈夫だそうです。

ただ、気をつけなくてはいけないのは、バスマットです。
白癬菌は、湿った場所が大好きなのです。

バスマットやスリッパについては、水虫の人とは別にしたほうがよさそうです。
また、予防的に水虫の薬を用いる方法もあるそうです。

さくらさんは、お茶の葉が水虫に効く、と聞き試したら治ったそうです。
予防的に塗るのなら科学的な薬よりお茶のほうが安心かもしれません。

手の水虫も心配ですよね！